【コラム】ジャンニ・カンパーニャの魅力とは。

こんばんは。
Artigiano-Tokyo Ginzaです。

いよいよ明日から3日間はオーナー:丹下の東京銀座店在店期間です。
皆様とともに楽しい3日間になることを願っています。

今回は6月のマンスリーアーカイブとして展開中のブランド『ジャンニ・カンパーニャ』について実際のお洋服の写真とともにご紹介します。

現在、元々の師のブランドであるドメニコ・カラチェニの版権を持つジャンニ・カンパーニャ。
その出自から、ドメニコカラチェニとの共通点も多い。というよりも、現在は同じ資本下におけるブランド分けという見方もできます。

※その名前からよく勘違いされますが、当ブランドはカンパーニャ州(南イタリア)にあるわけではなく、創始者の人名です。当サルトリアのアトリエは北イタリアのミラノにあります。

同じミラノ仕立てである両者の違いって何なの?という点ですが、とても感覚的なお話になりますが、ジャンニ・カンパーニャの方がややモダンで、柔らかい仕立てであるように思います。


祖: ドメニコカラチェニは文字通りイタリアクラシコの源流ですから、かなりトラディッショナルで普遍性を追求したディティールです。


対してジャンニ・カンパーニャは、カラチェニの弟子が始めたサルトリアであり、その仕立てには時流や独自性が取り入られており、モデルや仕様によっては他地方の意匠・仕立て技術も積極的に取り入れています。



また、生地使いに関してもファッション性を意識したものも多く、遊び心も兼ね備えています。
ただただ重厚。というわけではないところがこのブランドの特徴と言えます。

これらの部分はかなり感覚的な部分ですので、実物を比較し着比べて理解できるレベルだと思います。

伝統を忠実に守りながら、ある程度のバランス感を持っている点にも好感が持てます。

このジャンニ・カンパーニャもそうですが、クラシコイタリアの服はハンガーにかかっていると『大丈夫か?』と思うほど重力で垂れ下がり、一見頼りなく見えます。
当店がクラシコイタリアのお店であることを知らぬまま来店され、ただハンガーラックを眺めているだけだと、『いまいちパッとしない洋服たちだなあ』と思われてしまうかもしれません。

当ブログでも何度か述べている通り、クラシコイタリアは人が着て完成します。そういう仕立てです。ハンガーに掛かっていてもパリッと見える洋服とは、根本的に設計が違う。という点はご理解頂ければと思います。

袖を通した瞬間、まるで小さくしぼんだ蕾が大きく花開くように、急激に立体感を帯びます。

ジャンニ・カンパーニャに関しても、やはり人が羽織ったときの力強い立体感は、思わず感嘆の声が漏れ出るほどです。

ハンガーでは全く頼りなかった見た目が、着用者に吸いつくようにメリハリを作り出し、力強さと色気を際立たせています。

イタリアの職人の魅力は、なんといってもその卓越したアイロンワークにあります。
縫製も凄いが、アイロンのクセ付けで平面を立体にする技術は間違いなく世界一です。
ジャンニ・カンパーニャにもその世界最高レベルのアイロンワークが駆使されており、自分のために仕立てたのかと錯覚するほどの着心地を実現しています。

今回は上記のような”未使用品”まで投入。
こんな品、日本を探しても持っているのは当店だけだという自負が御座います。

ドメニコ・カラチェニとジャンニ・カンパーニャ。この両者の既成を着比べられる機会はまずありません。こういった試みは当店ならではのものであると考えています。
是非東京銀座店に足をお運びください。遠方の方は通販も可能です。お気軽にお問い合わせください。

また、東京銀座店は靴の在庫も平時30足ほどございます。

ラインナップとしては英国靴もございますので、イタリアクラシコ一色ではない楽しみ方も提供しております。
※勿論、クラシコイタリアにご興味をお持ち頂ければこれ以上嬉しいことはありませんが!

それでは、週末のご来店お待ちしております!!

Artigiano-Tokyo

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