アルティジャーノ チャオについて

Artigiano ciao オーナーの丹下徹です。

いきなりですが皆さん、
「クラシコ(英語でクラシック)」の持つ
意味をご存じですか?

なんとなく、
昔の時代に作られた古い物…
と思われる方が多いかも知れませんね。

もう少し踏み込んで考えてみましょう。

今現在作られているものにも
「クラシコ」と言えるものが、そう多くはありませんが存在します。

時代を超えて残り続けるものが
「クラシコ」と言われるのはご存じだと思いますが、
本来、「クラシコ」の意味は
”正統・本流”そして”最高・極上”
という意味合いで使われます。

つまり、時間に風化されず残り、
正統で居続けられるからこそ”文化そのもの”
を纏うまでになったものが「クラシコ」と言われるのです。

すなわち、当店の専門とする
”クラシコイタリア紳士服”とは、

”時代に流されない正統かつ最高品質の文化的な紳士服”
と言うことができます。

では、そんな”正統な紳士服”を
誰が着ているのかご存知でしょうか?

富裕層?
成功者?
こだわり人…?

共通する事は、
物事の本質を見極める力がある成功者であり
幸せな人

”成幸人”
ということです。

”私の事だ!!”と思われた方、
ぜひ弊店に遊びにいらしてください。
更に洒落者を目指しましょう。

気になるのは
”私には関係なさそうだなぁ”
と思われた方です。

実はかつての私もでしたが…
果たして本当にそうでしょうか??

なぜなら
「そうなりたいと想いご自分の人生をがんばっていらっしゃる方」へ、
現実的な価格(例えばスーツ・ジャケットは定価の約1/4,70~80%off)
でお手に取って頂く機会を作り、

まずはファッションスタイルからご自身を改革し
”成幸人”に最速最短かつ低予算で近づいて頂くことこそ、
当店のミッションであり存在意義だからです。

もう少し洋服について説明を続けます。

クラシコイタリア服と並び、
「ブリティッシュトラッド」
「アメリカントラッド」
が世界基準となるクラシックスタイルの3大カテゴリーです。

現在日本をはじめ世界中で生産されている全ての紳士スーツは、
上記クラシックスタイルを教科書・手本として生産された亜種です。

一方で、
ミラノ・パリ・ロンドン・東京などで発表される
コレクションブランドに代表される流行服
(モーダ、またはモード服)も概してクラシコ服が起点であり、
クラシックスタイル(ドレスコード)をいかに崩して
個性を加えるかにブランド(デザイナー)が腐心した服であり、
シーズン毎に打ち出す提案が変化してゆきます。

換言すれば、
クラシコ服(正統な紳士服)の主役は
”着る人”
であることに対し、モーダ服の主役は
”ブランドであり服”
とも言えます。

樹木で例えると
”幹や枝がクラシコ服”
”葉や花がモード服”
と言うと分り易いかも知れませんね。

貴方は普遍的なクラシコ服or移ろい変わるモーダ服、
どちらの服を選びますか?
それとも低コストを追求したファッションにしますか?

どれを選んでも自由です。

重要なのは、
「ご自身の価値観やライフスタイルに合った洋服を選ぶ」
「お会いする相手を想い洋服を選ぶ」

そして
「TPOや気分に合わせてファッションスタイルを選び変えて良い」
ということです。

そのためには自分を知り、洋服を知り、ルールを知る必要がある、
と思うのです。
服を装う事に客観性が必要とされるのは…そのような意味からです。

”良いモノを愛着を持って長く使う”

それが本来のクラシックスタイルの価値観であり
イタリアクラシコの文化です。

クラシコイタリア服の根本は、
ス ミズーラ(英:ビスポーク)つまり注文服です。

上質な生地を選び、熟練した職人の手仕事での仕立てによって、
最高に美しく着心地の良い逸品を作り上げる。

そんなスーツやジャケットを大切に着続け、
時が来たら親が子息に譲る風習が昔からイタリアにはあります。
そのために袖ボタンは全て切羽(本開き)にせず
1つ眠らせておき、後で袖丈を修正できるようにしておくのも
伝統的な仕様です。

生活様式や価値観も多様化する中で、
今は既成服が全盛ですが、
”上質な生地を使い熟練した職人のハンドワークによって
最高の服を仕立てる”
というイタリアクラシコの基本的理念は
既成服であっても何ら変わりません。

それが証拠に、
注文服とほとんど同じ工程の手仕事によって既製服を作る
工房がクラシコイタリア業界には永続的に存在しています。

それらは量産品ではないため非常に高価で
そう多く売れるものではないのですが、
それでも、注文服という高いハードルを越えなくても
最高品質の本物の洋服を着る機会をできる限り
多くの人に提供したい…という切望と情熱が、
そこからは感じ取れます。

ならば、それら上質な洋服を
”必要に応じてメンテナンスして永く着る”
という価値観を、
洋服文化になって久しい日本でもうまく取り入れたいものです。

現代は成熟期を迎え物が有り余っている反面、
限りある資源は枯渇に向かっています。
時代の流れも、モノを大切に使うという考え方にマッチしています。

と同時に、
自己表現と相手への敬意・礼を示す上で最も大切な身なりにまで、
低コスト重視の使い捨てでは、とても寂しく思うのです。

クラシコスタイルは一朝一夕ではなく、
ベースは200年前に完成し緩やかに成熟してきました。

何年か経ったら時代遅れになり着られなくなるような
流行を追ったモードや大量生産品と違い、
正統なイタリアンクラシコ服であれば
大袈裟でなく一生涯活用できるでしょう。

即ち、長い目で見れば
コストパフォーマンスがとても高い洋服と言えます。
何より幸せ・成功に最も似合う”着られる芸術品”なのです。

文化をまとった正統かつ上品な紳士スタイル、
それが「クラシコイタリア服」です。

「本当に良い服・靴を賢く手に入れ、永く愛用したい」

~そんな価値のある考え方が日本にも広がってゆけば良いな~
という想いとともに、
僭越ではありますが一洋服屋という枠を超えて、
ご縁を頂いたお客様のお仕事や趣味、
ライフスタイルがより豊かで愉しいものになっていけるよう

クラシコイタリアという”幸せ服”
を通してお手伝いができる活動を目指してゆきます。

それが、趣味であらゆる洋服を着倒しながら
30才でクラシコイタリア服と出会い、
大学院工学修士から福祉介護用具開発者、
自動車内装開発エンジニアを経て
35歳でゼロから幸服屋に転身した、
私の第二の人生を捧げるライフワークです。

長文を最後までお読みくださり感謝申し上げます。
貴方様とのご縁を心より愉しみにしております。

Artigiano ciao (アルティジャーノ チャオ)
代表 丹下徹