今回はメンズエクストラ1996年12月号より
クラシコイタリアに似合う靴をご案内いたします。
この頃からクラシコ系スーツのショルダーにマッチすると
スクエアトゥ (別名アヒルの口 )の靴を各ブランドが
前面に出して来ました。ステファノビー
ストールマンテラッシ シルバノラッタンジー等はそこに
ノルベジェーゼ製法でスキンステッチ コバの張った
存在感のある靴を作って私達を魅了していました。
そんな中メンズエクストラの2ページを飾ったのが
ステファノベーメル 2000年にプレタラインを出し
2001年に東京に進出 現在は閉店
30歳でDAギャラリーに永久展示
された 若き天才 革の魔術師
色々な革で創り上げていました。
1990年代はタイユアタイを通して
日本に紹介されていました。
当店には下記商品の他 多種多様
なベーメルがございます。
当店販売のステファノベーメル
の一部をご紹介いたします。
左 フルブローグのビスポーク
これぞ ベーメルの最高峰
中 人気があり既成ラインに登場
サイドレース スエードは毛足の
長いカモーシェが魅力的
右 野球の⚾️の縫い目にヒントを
ベーメルには珍しいマッケイ製法
タイユアタイが出ましたので
左 当店販売の マリーニです。
ハンドソーイングで履き心地は
他の追随おも寄せつけません。
マッケイ製法のような優しい靴
シルバノラッタンジーも2ページ
にわたって掲載 ブログに度々
ご紹介しているため 当店の商品をご紹介いたします。
左 ノルベジェーゼ製法の堅牢
な作りにスキンステッチ
セレクトショップの別注
中 随所にスキンステッチの
エレガントなコレクション
百貨店の別注
右 スーツの定番フルブローグ
百貨店別注
シルバノラッタンジーコレクション
最近メンズエクストラにて掲載では価格も片手と
雲上の靴? 当店には上記意外にの多数ございます。
やはり クラシコイタリアの特集の次に4ページにわたって
掲載されていた靴 エドワードグリーンでした。
【熟成される本格履の魅力】と題し作業工程の全容を
詳細に説明していました。当時はチェスナット・アン
ティーク仕上げ ダークオーク・アンティーク仕上げの
靴が人気で紹介されるイタリアのオーナー達もよく
履いていました。ワックスと調合したクリームを毎日
二週間磨き続けていきます。アッパーには植物鞣しを
施したきめの細かい南ドイツ産の高級カーフ 鞣しの期間
は10ヶ月 厚さ5mmの原皮が 1.5mmに生まれ変わる
薄そうで弱そうに思われがちだがこれほど丈夫なカーフ
はない。素晴らしいのひと言。
他に12月号なのでコートの特集 着丈は膝ぐらいから
膝下20センチの物まで時代を象徴しています。
遠山周平さんの(はじめてのサルトリア イタリアーナ)
イタリアで注文服を作る試みを題材にして各号に
各サルトリアの特徴を細かに掲載していました。
落合正勝さんは【こだわりの流儀】を各号に 本人の
経験をもとにクラシコイタリアを絡め なかなか読み
応えのある内容でした。 次週へ