こんばんは。
Artigiano-Tokyo Ginza(東京銀座店)です。
Monthly Archive(マンスリー アーカイブ)
7月のテーマ『LIVERANO&LIVERANO』
は大盛況のうちに閉幕しました。
やはりクラシコイタリアの中でも
最も知名度のあるブランドということもあり
注目度が高かったこと。
そしてリヴェラーノのビスポーク品の
類稀なるクオリティを既成ラインと比較できる
というのも大きかったかなと思います。
7月もあっという間に過ぎ去り、
いよいよ8月が始まります。
2022年は残暑が非常に厳しくなると予想され、
夏物の着用が長引くものと思われます。
今回は敢えてブランドでの縛りを設けず、
クラシコイタリアに採用される”夏の素材”に
フォーカスします。
『Summer fabric -夏を纏う- 』
開催期間『8/1~8/31』
リネン・コットン・シルク・モヘア・バンブー…。
今回は名サルトリアたちの夏生地衣料を一挙に公開。
イタリアのサルトリアは、
夏生地でスーツやジャケットを作らせたら世界一
と、当店は思っています。
(もちろん夏モノ以外でも、そう思っていますが)
着用者の第二の皮膚となり、
着用者を彩り、表現する存在となる衣服。
クラシコイタリアの洋服は、決して虚飾的な
属性の洋服でありません。
人が主役であり、その人の魅力を引き出すのが
彼らの存在意義です。
ハンガーに吊るされた出で立ちが
まるで抜け殻の姿であるように、
彼らは『人』がいなければ生き生きとする
ことはできません。
それと当時に、人が袖を通した時の感動は
クラシコイタリアの洋服にしかないものがある。
と断言できます。
その実力が特に垣間見えるのが、
薄く柔らかい夏生地を採用し、芯地の少ない仕立てです。
薄い生地で立体感を出すのは、至難の業。
単に柔らかく仕立てるだけなら、
ひたすらに薄い生地を使えばいいだけですがそれがまた難しい。
しかしながら、クラシコイタリアの本質は
軽くて柔らかいこと…ではない、ということを
今回のテーマを通してご紹介してまいります。
また、南イタリアに留まらず、
中央や北のサルトリアも、夏生地は実験的な試みを
行うなど、非常に面白い仕様がたくさん。
貴方だけの1着を選ぶにはまたとない機会のはずです。
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リモートワーク・猛暑・コロナ過など
ジャケットを羽織るシーンがめっきり減った現在。
だからこそ、ドレススタイルはその人にとって
特別なものとなっていくはずです。
特別な瞬間を、特に上質なモノとともに、
最高の瞬間に変換したいと当店は考えています。
それがたとえ夏であっても。
カジュアルに、ひとかけらのドレッシーさを。
ご来店、お待ちしております。
Artigiano-Tokyo Ginza