「Brand: Formosa / フォルモサ」の記事一覧

創業1965年のSartoria Formosa (サルトリア・フォルモサ)は、イタリア・ナポリに拠点を置く伝統的紳士仕立て屋で、ナポリ仕立て(サルトリア・ナポレターナ)の名門の一つ。「60年以上にわたるナポリの仕立て技術・アート」であると自社サイトでも掲げられています。

創業者は Mario Formosa(マリオ・フォルモサ)氏。彼はナポリで活躍した名仕立て職人から学び、1965年に独立し自らの工房を開きます。

現在はその息子である Gennaro Formosa(ジェンナーロ・フォルモサ)氏が後を継ぎ、工房およびブランドを率いています。

伝統的にビスポーク(完全注文服)とス・ミズーラ(採寸オーダー)に注力してきましたが、近年は既製品(レディ・トゥ・ウェア)およびメイド・トゥ・メジャー(MTM)展開も行っており、ブランドのアクセス性が高まっています。

ナポリ仕立ての典型として、軽やかな肩の構造、リラックスした肩線、身体に寄り添う自然なフォルムを大切にしながら、フォルモサ独自の特徴として「英国的な構築性」と「ナポリらしい柔らかさ・曲線美」のバランスを追求しており、例えば軽芯+適度な構築、ラペルの返り・ウエストラインの美しさなどが評価されています。

手仕事によるハンドカット/ハンドバステッドの胸・襟付近のつくり込みがなされており、既製品ラインであってもビスポークと同等レベルの工程を用いることで最高品質を維持しています。

ブランド自身は、「一着一着が唯一のものである」という哲学を掲げており、まったく同じものを再現せず、顧客とその生地・体型・個性に応じてカスタマイズすることを特徴としています。