あのアットリーニを生み出したナポリの老舗テーラー『ロンドンハウス』の現オーナー「マリアーノ・ルビナッチ」が、伝統と現代の融和を自身で発展させたブランド「MARIANO RUBINACCI」を1978年にスタートさせました。
着心地の良さと軽快さの極が追求された「MARIANO RUBINACCI」の顧客には、フェラーリの社長や有名メゾンの社長など各界のトップ、淙々たる著名人が名を連ねます。
ナポリでは『RUBINACCIでスーツを仕立てる事』がステイタス、成功の証のようです。
ルビナッチの場合、日本製は茨城県のスタンロード社(http://www.stanroad.co.jp/retail.html)が請け負っています(いました?)。同社の方針はイタリアの伝統的な職人技術とライン生産を融合させた物づくりで、手製の味わいのあるミシンメイドです。これに対して、イタリア本社では徹底した手縫いにあります。このジャケットの場合、ポケットや背中の縫い合わせなどほぼ手縫いで手間を掛けて縫製されており、まずイタリア製と判断されます。価格は日本製で15-20万位、伊製だと50万超と思います。