Ciao!東京駅前店の小山です。
アルティジャーノにあるスーツの中で、異彩を放っているSciamat(シャマット)というブランドがあります。
Sartoria ItalianaとThe Rake最新号にも取り上げられていますね。
Sciamatは元弁護士であるValentino Ricci氏が弟のNicola氏と共に、2002年に創業したサルトリアです。
場所はイタリアをブーツで例えると踵に位置するバーリ近郊のビトントという小さな街です。4年前にビトントに行ったことがあるのですが、正直言って特に何もないところです。この辺りは飛行機の窓から一面のオリーブ畑が望めました。
SciamatとはThe King is deadという意味のペルシャ語で、チェスのチェックメイトを意味しているそうです。
ハウススタイルは非常に特徴的で、まず目につくのがコンケーブした肩と、ふんわりと盛り上がり且つ深く波打ったマニカカミーチャです。
また、ハイゴージで強めにパッカリングした広いラペルも強烈に目に入ってきます。
日本では一部店舗にて既製品の取り扱いがありますが、なんとアルティジャーノではBespoke品を見ることができます。もちろんご試着も。
クラシコイタリア好きなら必見のスーツです。
Ciao ciao