当店アルティジャーノチャオが,オーナー丹下が,長年抱き続けた夢。
いよいよ,それが現実になります。
「STEFANO BEMER(ステファノ ベーメル)MTO注文靴会」開催のお知らせ
クラシコファッション好きが高じて専門店を始めて間もなく20年。
これまで数えきれないほどの素晴らしい靴と出会い、多くのお客様へご紹介してきました。
その中でも、私にとって特別な存在が一つあります。
それが、靴の本場トスカーナ州フィレンツェに創業したイタリアが誇る名ビスポーク靴工房
「STEFANO BEMER(ステファノ・ベーメル)」です。
正統な紳士靴を嗜むvol.45〜革の魔術師ステファノベーメル | Artigiano ciao
生前のステファノ ベーメル氏(Stefano Bemer公式instagramより)
この靴ブランドは、私が様々なヨーロッパ製の靴を見てきた中で「総合的に最も素晴らしいと思う靴ブランド」であり、そして一人のコレクターとして何十足も所有し履いてきた、靴人生そのものと言っても過言ではない存在。
そして何より、当店アルティジャーノチャオがオープンした当初から、一推し靴として今まで一度も途切れることなく取り扱い続けてきた靴ブランドでもあります。
【マンスリーアーカイブ】7月テーマ ”ハンドワーク”。 「2人の天才」イタリア靴が誇る最高の手仕事。東京銀座店 | Artigiano ciao
(Stefano Bemerの代表的な内羽根モデル※売約済)
そんなステファノ・ベーメルの”Made to Order(MTO)注文会”を
いよいよ2026年内(10月末~11月初,詳細は下記参照)にアルティジャーノチャオで開催できることになりました。
私自身、この日をどれほど夢見てきたことでしょう…
(2026年現在のフィレンツェ本店玄関)
(玄関入るとビスポークサンプル靴がお出迎え)
17年間、フィレンツェへ通い続けてきた理由。
私が初めてフィレンツェのステファノ・ベーメル靴工房を訪れたのは2010年。
まだ創業者ステファノ氏が第一線でご活躍されていた頃です。
その時に受けた衝撃は、今でも鮮明に覚えています。
工房には静かな緊張感が漂い、一足の靴に妥協を許さない職人たちの姿がありました。
以来17年間、私はほぼ毎年フィレンツェを訪れ、その工房の空気に触れ続けてきました。
仕入れのためではありません。
ステファノ・ベーメルという靴ブランドが、どのような思想で靴を生み出しているのか…
その本質を知りたかったからです。
素早く正確に出し縫いを行う井俣さん(Stefano Bemer公式instagramより)
その年月の中で、生前のステファノ氏を弟子として最も近くで支え、
そしてこれまでステファノベーメルの中心となって名靴工房を支え続けてきた二人の日本人職人
坂東雅子さんそして井俣久美子さんとも長年にわたり交流を重ねてきました。
(2025年訪問時に坂東さん井俣さんと私丹下で記念撮影)
創業者の考え方。
木型に込められた機能美。
一針一針に宿る職人の哲学。
カタログや展示会では決して知ることのできない物語を、私はフィレンツェで教えていただきました。
だからこそ、このブランドは私にとって単なる「取扱いブランド」ではありません。
私の靴人生、そして当店の歴史の重要な一部なのです。
(現在所有するステファノベーメルの私物たち)
私が惚れ込んだのは、「美しさ」だけではなかった。
気が付けば、私の手元には数え切れないほどのステファノ ベーメルが集まってきました。
(ここで掲載した靴たちは所有している私物の一部です)
この写真をご覧になって”コレクション”と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし私にとっては、鑑賞するための靴ではありません。
すべて、自分の足で履いてきた靴です。
時にはフィレンツェの石畳を歩き、
時には店頭で何時間も立ち続け、
日本での日常でも履き込み、
手入れを繰り返しながら、そのエイジングを楽しんできました。
(私丹下が近年オーダーしたMTO注文靴)
だから断言できます。
ステファノベーメルの魅力は、美しいだけではありません。
妖艶とも言える曲線美。
見る者を魅了する色気。
しかしその美しさは決して鑑賞のためだけではなく、実際に歩くことで真価を発揮する機能的設計によって支えられています。
包み込まれるようなフィット感。
無理のない重心移動。
歩くほどに足と一体になっていく感覚。
工芸品としての美麗さと、道具としての優秀な機能。
つまり研ぎ澄まされた”機能美”。
この美と機能をここまで高い次元で融合できる既成靴ブランドは、紛れもなく稀有な存在。
だから私は17年間、このブランドを愛し続けています。
(2026年現在のフィレンツェ本店の内観)
今回の注文会は、靴を売るためのイベントではありません。
私がお客様に体験していただきたいのは、ただ靴を注文して手に入れることではありません。
フィレンツェの工房で受け継がれてきた文化。
職人たちが守り続けてきた哲学。
多くの種類から革を選び、自身の足と木型の相性を確かめる体験。
そして、自分の一足が完成し足入れした時の感動。
自分の愛でる靴と共に過ごす日常。
そのすべてを体験し、経験した者だけが分かる感覚を共感者と共有する時間です。
長年このブランドと歩んできた当店だからこそ、お伝えできることがあります。
革の選び方。
木型との相性。
色が10年後にどう育つのか。
どんな一足が、貴方の人生に寄り添うのか。
そんなことをぜひ一緒に考えながら、一足を仕立てられたらと思っています。
(当店の現在のStefano Bemer靴在庫の一部)
17年間、フィレンツェで学び、履き続け、魅了され続けてきた私だからこそ
お伝えできるステファノベーメルがあります。
この注文会は、単に靴をオーダーできるだけの機会ではないと考えています。
革の本場・靴の聖地フィレンツェが育んだ美意識とクラフツマンシップを
自らの足で、心で、体感していただく特別な時間になろうかと思います。
長年の夢だったこのイベントを、皆様とご一緒できることを心より楽しみにしております。

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STEFANO BEMER ステファノ・ベーメル MTO注文会
開催日:2026年 10月31日(土)~11月1日(日) の2日間
⇨フィレンツェ本店からStefano Bemerの右腕職人;坂東雅子氏をフィッターとして招聘します
開催時間:12:00〜19:00
開催場所:Artigiano Ciao 東京銀座店
〒104-0061 東京都中央区銀座1丁目19-12 八木ビル3階 B室
◆先着制(1人1時間枠,定員10名)となります⇒ご予約方法は下記ご参照ください
当日は既成木型/モデルをベースにしたMTOパターンオーダーを承ります
選択できるモデル:Boots,Oxford,Derby,loafer,sneakerなど40種以上
選択できる皮革/色:50種以上
⇨StefanoBemer公式サイト掲載の殆どのモデルが選択可能ですhttps://stefanobemer.com/collections/oxfords
金額:即納 35万円〜
納期:約3~4カ月後
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本イベントは予約優先・先着順でのご案内となります。
下記いずれかの方法でご予約ください。
①公式サイト問い合わせフォーム
②Instagram DM(@artigianotokyoまたは@artigiano_nagoya
③電話
東京銀座店:03-3564-9530
名古屋本店:052-583-6660
ご予約の際は以下の内容をお知らせください。
・お名前
・電話番号
・ご希望の日時(1時間ごとの予約枠)
担当者より折り返し確認のご連絡を差し上げます。
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(私丹下が近年オーダーしたMTO注文靴)
最後に。
私自身もStefano Bemer のMTO注文靴を今迄に2回ほど経験し、自分だけの個性的な靴を手に入れました。
それは筆舌に尽くしがたいほど素晴らしい体験として、ずっと鮮明な記憶に残っています。
このようなプライスレスな体験とこだわりの名靴作りを、皆様と共有できることを心より楽しみにしております。
Artigiano ciao 代表 丹下徹
