現在ブランキーニ・カルツォレリア社の社長であるステファノブランキーニは、世界で初めてスクエアトゥのデザインを考案し、ステファノ・ビというブランドでデビューしました。
ノルベジェーゼ製法のドレスシューズ、スクウェアトゥのドレスシューズを世界に先駆け創造するなど、その生まれもった偉才は18歳で「A.TESTONI」社に引き抜かれました。
その後37歳で「STEFANO BI」設立。
当時、そのデザインの斬新さが注目を浴びました。
その後、ステファノ・ビー社とその商標をあのルイ・ビィトングループに売却。
そして、自分の目指す靴作りに専念する為に「ブランキーニ・カルツォレリア社」を設立。
ボローニャ市にショップを開設し、世界中で有名なメンズアパレルの展示会として有名なPitti Uomoにも毎回出展しています。
ブランキーニの靴作りのコンセプトは、”デザインは決して目新しいものを追求するのではなく、クラシックなデザインを踏襲しながらも斬新さを表現すること”、”製品の基本機能を高い次元に発揮できるクオリティーであること”。
その魅力あふれる独自の世界観により、世界のトレンドを足元から牽引する存在であり続けます。
これらの靴は厳選された革をあまり表面加工せずに使用しています。
熟練職人が手縫いで丹念に生産し、最終工程では丹念に磨き込みます。
したがって、型押しの革や表面加工した革のつやではない自然な光沢になります。
Stefano Branchiniの靴の製法にはノルベジェーゼ製法、グッドイヤー製法、ブラックラピド製法があります。
特にノルベジェーゼ製法は熟練職人が一日一足のペースですべて手縫いで行っています。
最近はデザインとしてのステッチを目立たせたノルベジェーゼ製法が多い中、Stefano Branchiniはその製法特性を忠実に守るようにしているのです。