2018年イタリア出張記~ナポリ編4 Panico,Ciardi

buongiorno~comestai⁉︎

今日の名古屋は最高気温40℃超えました。
危険です。外出は極力控えてください。ご自宅でブログ読んでお過ごしください(^^)

ということで、いよいよこのナポリ編4であの生き神サルトフィニート登場です。

1F85A262-489A-46EC-88EB-572844DB6438芸能界・映画界・芸術界中心に錚々たる顧客を持つナポリ仕立て最高峰サルトリア”Ciardi チャルディ”を昨年に続き再訪しました。

華やかさとエレガンスを纏う服を作り出すことに長けたこのアトリエは、
イタリアの上流階級の紳士の文化的社交場として機能していたという通り、
絵画や骨董品に囲まれた貴族的な雰囲気です。

 
E51F69DF-9389-4988-97B6-8BC59F5FD84E非常に残念ながら2017年に当主レナート氏が83歳でお亡くなりになりました。
しかし人間味のある二人の息子ロベルトさんとヴィンチェンツォさんが協力して亡きマエストロの遺志を継いでいます。

「サルトリア・ナポレターナはこの地でした作り得ないものであり、ハンドメイドだからこそ作り得る”不完全の美”を表現しているのだ。
それは不完全な人間の肉体と個性に寄り添い、かつエレガンスの創造を目的にしているからだ。」とは亡きレナート氏の生前の言葉だそう。

チャルディはオーダーもプレタポルテも日本で展開しております。
当店でもごく限られた数ながら割安でご紹介する準備をしております!
ぜひ貴族に愛されるチャルディのハウススタイルをご体験してみてくださいね。

~さぁお待ちかね!
CC22073C-FD06-4358-8450-63D1ADAA30C9ナポリ仕立て好きならずともクラシコイタリアファンならば知らない人は居ないであろうお方…
ナポリ最高峰の生き神サルトフィニートと謳われる”antonio panico アントニオパニコ”
氏当主の”sartoria panico サルトリア パニコ”を昨年に続き再訪しました!

アートが随所に飾られた美術館のような厳かな雰囲気のアトリエに、
まさに神々しきオーラを纏ったマエストロが登場した瞬間、2度目にも関わらずゾクゾクッと身震いしてしました。

9691486E-1CC8-4074-AD0C-0C886E50F01F現代のナポリ仕立ての礎となった軽く柔らかい仕立てを1930年代に築いた
かの伝説的サルト”ロベルト・コンバッテンテ”の愛弟子であったアントニオ パニコ氏。
ロンドンハウス(現ルビナッチ)時代の数々の伝説的逸話や独立後の活躍は言わずもがなで、
政治家・芸術家・文化人・実業家など多くの有名顧客が氏の作品を愛用しています。

「私も貴方の作品を時々着させて頂きながら顧客にその素晴らしさをご案内しています。身に纏うとその立体フォルムの美しさとハウススタイルが持つ貫録に身が引き締まる思いになります。」
と伝えると、”お前分かるのか”と言わんばかりに、鋭いまなざしが一瞬崩れパニコ氏の口元に微笑みが浮かびました。

これからも出来る限り長くこの世界で活躍されることを切に願うとともに、
現在日本国内ではパニコ氏の作品を入手するルートがありませんので、
弊店も微力ながら何とかできないかと試行錯誤しております…お楽しみに!?
 

次回はナポリシャツ&番外編です!

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