ビスポークと既製服の違い、オーダー方法

Ciao!東京駅前店の小山です。

THE RAKE最新号が東京駅前店に届きました。

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皆さん、スーツをフルオーダーされたことはございますか?THE RAKE最新号ではなんとビスポークスーツについて、30ページにも渡る大特集を掲載しています。

ナポリのサルトリアをメインにフィレンツェや日本国内のテーラー、トラウザーズなどの特徴や注文の仕方について盛りだくさんです。

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現在、ナポリのDalcuore、Pirozzi、Costantino、フィレンツェのLiverano & Liverano、Seminaraなどは日本でトランクショーを行っていますので、イタリアに行くことなくオーダーすることができます。

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ただし、決して安くはない仕立て代ですので、失敗はしたくないですよね。そこでTHE RAKEにも載っていないオーダーの重要なポイントを2つだけお伝えします。

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1つ目はパンツ幅です。クラシックスタイルと言えども10年単位で変化はあります。その変化で最も顕著なのがパンツ幅です。最近は細い傾向にあり、特に若い方がオーダーすると細く仕上がる可能性がありますので、オーダー時にちゃんと伝えることをお勧めします。

また、細く仕上げたとしても縫い代を多めにして将来的に太くできるようにしておいたほうが安心です。このパンツ幅に関しては、当店のお客さんから共通してお伺いしたお話です。

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2つ目は実物を見ることです。手縫い率の違いによる着心地や質感はもちろんですが、特にナポリ仕立ては既成とフルオーダーではジャケットの構造自体が異なっています。フルオーダー服は前のめりになるような重心の構造になっています。意味が分からないですよね。でも安心してください。アルティジャーノにありますので、一度見にいらしてください。
Ciao ciao

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