Ciao!東京駅前店の小山です。
ナポリの仕立て屋はアパートの一室にアトリエを構え、そこで接客をしたり縫製したりしています。しかし100年以上前はテーラー自らが顧客の元へ出張し、採寸・仮縫い・納品を行う形態がほとんどでした。
この形態を現代において復活させたのがコスタンティーノ・プンツォ氏です。現在50歳のこの業界では若手です。
コスタンティーノ氏はお客さんの元に出向いて要望を聞き、それを職人に伝えます。通常、ナポリのサルト達は採寸・裁断・縫製すべてを行うのに対し、コスタンティーノ氏は採寸のみ行います。フィッターという言葉が一番当てはまるでしょうか。
日本へは年に4回来てオーダー会を行っています。既製品の取り扱いはないので(アルティジャーノ以外の)ショップで商品を見ることはできません。
実はSartoria Costantinoのスーツを作っている職人さんもすごいんです、、が、それは次回ご紹介します。
Ciao ciao
写真のスーツは驚くほど重いヴィンテージ生地でつくられています