対談取材vol.2 アルティジャーノ チャオ ~SUTEKI経営者のLANDING GEAR~

本日はアルティジャーノ ブログインタビュー記事記念すべき2回目です!
株式会社 デザインボックスの行方優子さんにインタビューされた記事です。
是非、僕のストーリーをお読みください。

SUTEKI経営者の LANDING GEAR Vol .2

インタビュー/ (株)デザインボックス 行方優子
PROFILE /  デザイン歴25年。人のコミュニティにセ—ルスアップデザインプロデュースを提案。あなたがどうなりたいか。どんな人に何を伝えたいか。集客しないヒットルートをメイキング。このブログインタビュー記事では、経営者さんの思いや伝えたいことを小鳥のごとくつついて引き出します。

行方:ファッションコーディネートで絶対、譲れないことは何ですか?
丹下:まず品質とサイズ感。この2つが重要ですよ。それが分かってきたら色合わせのコーディネートが大切だと思います。基礎さえ学べば出来るようになれるので心配ありませんよ。皆さん意外と軽視しがちな品質を見極めること、それが大事だと考えています。

行方:雨の日のコーディネートって難しいですよね?
丹下:僕も朝、「あ~オシャレしたいのになぁ」ってテンション下がりますよ(笑) でも、濡れても目立たない色・柄を合わせていくことや、水に強い素材を選ぶ。例えば靴が一番、濡れやすいですよね。スエードという起毛した皮素材が水に強い。ソールも皮革じゃないラバー素材を選んだりして。どんな条件下でもオシャレは楽しめますよ。

行方:若い人に伝えたいことは何ですか?
丹下:僕も16歳から色々な洋服を試しながら来ました。その頃は流行にとても敏感で、ファッション誌やTVで、ひたすら流行を追いかけていました。30歳を過ぎた頃からそんなことに疑問を持ち始めたんですよ。真似をするのではなくて、「自分のスタイルを研究し着こなす」という事が重要なんじゃないかなと。だから30代以降の方には自分を表現できる、自分のスタイルがあると素敵ですよね。僕もその頃にクラシコイタリア服に目覚めて今も惚れ続けています!

行方:初心者向けに、直ぐできる小物術を教えて下さい。
丹下:名古屋の男性は、恥ずかしいと言ってストールとか巻物をしないですよね。 ほんと慣れなんですよ。まずネクタイと同じような感覚で合わせてみる。マインドセットだけです(笑) あとは巻き方のコツ。いくらでもお教えします(笑) 帽子はハット、ニット、キャップと色々ありますね。キャップは被れるけど。。。ってよく言われますが、形が違うだけです(笑) 全てマインドの問題。まず取り入れてみることが大事なんです。手袋や革小物なんかは、上質な皮でクオリティを考えたものを取り入れると大人な感じの品性が出ますよね。

行方:やってはいけないコーディネートは?
丹下:サイズ感は大事ですよ。とくに大人の男性のぶかぶか、パツパツは痛いなぁ。(笑) あと、ファッション誌のモデルそのままも直ぐに分かりますから(笑) 色を使いすぎるのもダサく見えますよ。色合わせのコーディネートが苦手な方は同系色の濃淡でまとめると統一感が出て良いですね。

行方:お金のない人は、どうやってオシャレをしたらよいですか?
丹下:僕が追いかけてきたテーマです(笑) まず素敵なスタイルをイメージしてリサイクルショップに行きます。掘り出し物を買ってはアイテムを少しずつ増やして、コーディネートで実験をし続けることだと思います。リサイクルショップ巡りもけっこう楽しいですよ。そのうち目利きが養えて来ますし。。

行方:ズバリ 大人の男性とは?
丹下:品格を纏(まと)った人。でもこれってかなり難しいですよね。内面と外見がぴったり一致しないと滲み出ないんですよ。それを確立した上品なスタイルを着こなしている人が大人の男性だと思います。私もそんな品格ある紳士を目標にして日々精進しています。行方さん、僕なれてますか?(笑)行方:撮影では大人の男性を表現出来たと思います! 丹下:今回の撮影は“野外でお願いします”と言われ、ポージングに慣れてないので戸惑いましたが、さすが乗せ上手(笑)良い写真が撮れて大満足ですよ!ありがとうございました。

インタビユーを終えて/
アルティジャーノ丹下氏は揺るぎない知識の豊富さが信頼を呼び、来年10周年を迎える。顧客である医者や文化人のリピーターの多さは彼の魅力だろう。一見、高学歴でシステムエンジニアと聞いて小難しそうだと思ったが、物腰が柔らかくユーモアもあり話に引き込まれる。創業以来、取引の中で延べ1万人以上の人とファッションに関わり合い、トークショーやセミナー講師を務めるなどマルチな才能も持つ。毎年イタリアに行くことも彼自身のこだわりだろう。時代と共に衰退の一途をたどるイタリア仕立て職人文化を何とか維持継続する手助けもしたいそうだ。今回は撮影風景も含めて、彼自身の魅力が引き出せたと思う。次回も彼とイタリアの魅力も含めて探ってみたいと思います。

SUTEKI経営者の LANDING GEAR
LANDING GEARとは航空機の着陸装置。自分の夢をカタチにし思い描いた場所に辿り着いた経営者にスポットをあててお話をお聞きしています。

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